ここでは保護猫を譲渡してもらう方法を紹介します。 

1.周りの人で貰い手をさがしている人から譲り受ける

春、秋など繁殖シーズンに「近所で野良猫が子猫を生んでしまった」
「保護したけど、事情があってうちでは飼えない」という方がいます。
困っている人がほとんどなので、わりと簡単に譲り受けやすいです。貰い手を探している人がいる場合、 立候補してみましょう。ただし、野良猫はノミやダニがいることがほとんど。
また病気をもっていることもあります。保護した方から、保護直後病院に連れて行って健康チェックをしてもらったかを確認しましょう。まだの場合は、譲り受けたらすぐに病院で健康チェックをしてもらいましょう。

2.動物 病院などの情報を見てみる

動物病院などで、貰い手を探している張り紙が貼ってあることがあります。
1のように保護した後、病院に見てもらって掲示させてもらうことがあるからです。
病院もすでに利用したことのある人の情報が多いので、信頼できます。

3.保護団体から譲り受ける

最近、マスメディアでも取り上げられている保護団体。野良猫などを保護して、譲渡先を探している団体です。 ただし、「1」より 審査が厳しく、

・飼育環境や家庭環境がきちんとしているか
・お試し期間で、住人や先住ペットとの相性


などを見られます。 正式譲渡に至るまでは1ヶ月以上かかることも。
家庭訪問はもちろん、家族構成や経済的なことなど、プライベートなことも突っ込んで聞かれるので覚悟しておいてください。
これは興味本位ではなく、虐待目的で譲り受けようとしている人や、「こんなはずじゃなかった」と返されることを目的としています。
また、多くの場合、それまでにかかった医療費などを求められることがほとんどです。
心配であれば、事前に概算の金額を聞いておく、それが適切かを調べておくことも必要。
保護猫だからタダでもらえるとは限らないことを理解をしておきましょう。
これらの費用は次の保護費用に充てられていきます。

4.SNSなどで情報を見る

SNSなどで里親を募集しているケースもあります。
ただ全く知らない人の場合、トラブルがないとも限りません。
金銭だけ取られて譲ってもらえなかったというケースもあるそうです。
また特定の条件(男性、一人暮らし等)に当てはまった方が里親詐欺や虐待目的と疑われ、嫌な思いをすることがあったという話も聞きます。
個人間のやりとりになるため、行き違いがないように条件などは文書で残したり、金銭が発生する場合には十分気をつけてください。
事前のメッセージのやり取りから取引完了まで、誠意を持って対応すると同時に慎重にやり取りをしていきましょう。 

■我が家の場合
我が家の歴代の猫は、1匹目、捨て猫(近所の人が引っ越しで大量に捨てて、そのうちの1匹を拾う)、2匹目、野良猫(散歩途中、に子猫を拾う)、3・4匹目引っ越しで捨てられた猫の里親を、SNS(mixi)で知り合った人から、5匹目、家のそばで野良猫が出産した子を保護した人から、SNS(ジモティー)で譲り受ける、でした。沢山飼っているようですが、経済的な理由もあり、同時に飼うのは2匹と決めています。天寿を全うした子のあとはいつももういいかなと思うのですが、里親を探している、、立候補してしまう性があるようです。SNSでは連絡しても返事がない人もいましたが、ご縁があった方は皆いい人で、今でも近況を方向したりしています。

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