あってほしくないですが、人が関わり、動物の命が関わることで、トラブルがないとも限りません 。
想定できるトラブルとその対処法を頭に入れて、事前にトラブルを回避しましょう。
またトラブルが起った際も慌てず、冷静に対処出来るよう行動したいですね。
まず、譲渡の問い合わせの際に、費用をお支払いする必要があるのかは確認しておきましょう。
それ以外の料金について、法外な料金と感じる場合は、周りの人に相談してみてください。
それまでの費用は、保護してくれた人が「自分が助けたかったからいいですよ」と言ってくれる場合もありますが、「できればかかった費用を負担してほしい」というケースもあります。
一般的にはそれまでにかかった医療費程度ですが、今後使わないのでできれば買い取ってほしいなど、ケージやキャリーバッグの費用、餌代を求められることも。
いずれも絶対にこちらが負担しなければいけないものではないですが、スムーズな取引のために、全額言われたとおりに支払う、折半する、気持ちを包むなど、ご自身と相手と相談で決めましょう。
病院代もケースによって差があります。
ノミ・ダニ・病気のチェックであれば、数千円、避妊、去勢をしていれば2~3万のケースがほとんど。
トラブルを避けるためにも、受け渡しの前に、どのような費用がこちらが負担しなければいけないのか取り決めて、各領収書の提示を求めましょう。

譲渡が決まっていたのに、渡せないという場合も稀にあるようです。
その場合、理由をきちんと聞きましょう。
多くの場合が、情が湧いてしまい手放したくないということですが、こちらの環境について不安な点があるなど、相手に不信感を持たれているばあいもありますのでの場合、改善できる点があれば、聞いてみると良いでしょう。
また、こちらも譲渡を前提にさまざまな環境と整えるのにお金を使っている場合もあります。どうしでも譲渡ができないということであれば、それまでにかけてしまったフードや設備、について買い取りなどしてもらえるのかも確認しておく必要があります。

動物はおもちゃではありませんので、これは絶対にあってはならないことです!!
速やかにかかりつけの病院に連れて行ってください。 ■我が家の場合
2021年の年末、当時飼っていた猫が痩せてきました。丁度予防接種の時期だったので、それとともに健康診断を受けたのですが問題なし。
年が明けて、くしゃみをした時に鼻血が出るようになったため、再度病院へ。もしかすると鼻の中に腫瘍があるかもしれない、と言われ、大きな病院を紹介されました。
大きな病院でも初診では大まかな検査しかされず、来週精密検査をしましょう、と言われて、予約を取りました。
が、
その3日後、私が出張に行っている間、朝起きたら、亡くなっているのを家族が見つけました。
自分ではすぐ病院にいったつもりでしたが、もっと早くいっていたら、と思う気持ちは2年たった今もあります。
あの時こうしたら、という気持ちはずっと残るので、いつもと違うと思ったらすぐに病院へ連れて行ってあげてくださいね。
(C)2022 REI MIZUMAHI